ビジネスバッグ、財布に名刺入れと3点同時にご注文いただいたので、、、
それならば全てを同じ革で仕立てましょうという事に。
今回、採用したのはベルギーの「ルガト」
ヨーロッパ産の原皮をミモザ(樹木)、栗からの植物タンニンで鞣したショルダー部位。
イタリア産を含むEUROレザーでハズレというのは殆ど無いんじゃないかと・・
あ、一つハズレが思い浮かびますがソレを使う事は二度とないので。。。
話が逸れましたが。
そんなルガトショルダーをフルに使った
ブリーフケースです。
ショルダー、、肩部分なので首周りのシワがガッツリ入っていますが(虎目)
今回はあえてその虎目を全面に見せたいなと。
形も硬めのルガトの特性を生かしたブリーフケースタイプ(形はお任せでした)
ご要望は入れる書類の大きさと真鍮パーツに黒い革、黒い糸を使ってほしいという事で。
滑りの良い高級ファスナーではなくTALONファスナーなのは
オーナー様のイメージに合わせてのご提案です。
糸はポリエステルでオール手縫いでした。